19 Janおばあちゃん

遠方に嫁いだ私の運命です。
年に数回しか家族に会えません。

って、大袈裟かもしれませんが。
独身時代には思い立って長く帰省できたりもしましたが、結婚して家族を持つとなかなかそうはいかないもの。
遠方で交通費がかさんだり、子どもの学校の予定で思うように日にちが確保できなかったり、はたまた嫁業があってお盆や正月に長く留守にすることもできません。
だからなかなかね、ゆっくりと帰省できないんです。

でもだからこそ。
会える時間をとても大切にしています。
年末年始にも用事がてら遠回りして実家に顔を出すことが出来ました。
たった4時間の滞在だったけれど。
ご飯を用意してくれて一緒に食べたその時間は、本当に大切な時間でした。

とくに86歳のおばあちゃんの元気な姿は何にも変え難いものです。
元気そうな姿、笑顔を見ると「また会えてよかった」と心から思います。
いつまでも元気でいて欲しいおばあちゃん、でもなかなか会いに来れないから、会うたびに「次も元気なおばあちゃんに会えますように」と心の中で祈らずにはいられません。

そんなおばあちゃんはお料理上手。
漬物用の土蔵もあって、行くと必ず手作りのお漬物を出してくれます。
もちろん御馳走してもらい、たっぷりとお土産に持ち帰りました。

野沢菜の味噌漬け、白菜とタラの浅漬け、たくあん、ワカサギの唐揚げ。
どれでも私の大切な思い出の味です。

本当なら私も受け継ぎたいお漬物なんだけど、寒さがないと作れないのだそう。
だからこの味を受け継ぐ大役は母にまかせたいと思います。

次に会いに行く時も、おばあちゃんの笑顔がみられますように。
今年もおばあちゃんが元気に1年を過ごせますように。